新しい公共マネージメントへの挑戦
- 田中あきら
- 2023年10月19日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年3月7日
「ひだ財団」さんと高山市との連携に向けたキックオフセレモニーを行いました。 「ひだ財団」は、市民の皆様や団体などが行っている活動や事業を継続的に支援して行く岐阜県内初のコミュニティー財団で、協働してこれから新しい公共マネージメントに挑戦して行きます。市職員の皆さんにもアイデアを出し、調整してもらいそれが今回のキックオフセレモニーが実現しました。 ともに挑戦してくださる「ひだ財団」の皆さん、ありがとうございます。
急激なグローバル化、少子・高齢化、人口減少、価値観の多様化、高度情報化、地球規模での環境問題に加え、経済情況の悪化など、今、私たちはかつて経験したことのない情況下に置かれています。 こうした情況は私たちの地域社会に大きな影響を及ぼし、それと同時進行して、市民の皆さんの生活はいやおうなしに変化を強いられています。その変化に後押しをされるように、皆さんの価値観は多様化し、それにより市役所に求められるニーズも多様化、複雑化しています。 このように多様化、複雑化した市民の皆さんのニーズを把握し、地域の独自性を保ちながら、どのように政策を形成して実施すればいいのか、市役所が持っている物差しでは計りきれない部分をどう補ったらいいのか考えていました。
市内には福祉、教育、子育て、医療、環境、産業・経済といった様々な分野で市民の皆さんに寄り添い密着して活動しておられる団体や事業所が数多くあります。特に近年は、そうした団体等の活動によって、皆さんの要望や、思い、皆さんからの情報が市役所だけに集中するわけではなくなりました。
そこで、社会の変化に敏感で、地域の実情や様々なニーズを把握しておられる団体などに、市役所のパートナーとしてきめ細かな公共サービスを提供していただくことで、市役所では手が届きにくい、あるいは届かない域に手だてをすることが現実的なのではないかとずっと考えていました。
ただし、個々の細かな活動に市役所が直接関わるには、制度設計や事業実施をする面でかなりハードルが高く、どのような手法が良いのか模索をしていました。
そのときに心強く存在してくださったのが「ひだ財団」さんです。地域課題解決のための自らの活動に加え、人的資源や必要があれば財源を確保したうえで、すでに活動しておられる団体などの取り組みと市役所をつないでいただけるのではないかと。また、そうした考えが一致して今後連携した取り組みを行うこととなったわけです。
これからの時代の公共マネージメントのための新たな試みです。検証をしながら、精度を高め、市民の皆様の日々の暮らしを支えることができるよう力強く進めるつもりです。 「ひだ財団」の皆さん、重ねてよろしくお願いいたします。